研修報告の続きです。


パラアイスホッケー銀メダリスト                    

北海道新聞パラスポーツアドバイザー                  

長瀬 充 氏

変化する地方行政とその対応

   長瀬氏は旭川市の出身で、高校1年生の時、何となく足にだるさを感じ、医者に行くが、筋肉や骨にはどこも異常がないといわれた。神経内科に行くと慢性炎症性脱髄性多発神経炎CIDP)と診断された。

   なぜ自分だけが‥‥と落胆し、空白の4年間を過ごした。

   19歳の時、アクティブジャパンという雑誌を読み、パラアイスホッケーを知った。

   1995529日の北海道新聞夕刊に、パラアイスホッケーのチームが結成され、希望者を募る記事が載った。そこに連絡先が書いてあったのですぐに電話した。

  1998長野パラ    5

  2002ソルトレーク  5

  2006トリノ     5位→チームが崩壊し、やめようと思った。

  2010バンクーバー  銀→ どうしてもメダルが欲しくて頑張った。

  2015引退

1.パラリンピックの対象

  車いす利用者

  手足を切断した方

  義足の方

  腕や足の関節が曲がらない方

   〃  筋肉が弱い方

  脳梗塞や脳出血の後遺症のある方

  小人症の方

  知的障害の方(スペシャルオリンピックとは別)

2.パラリンピックの考え方

 (1)失われたものを数えるな。残されたものを無限大に活かせ。

 (2IMPOSSIBLE(不可能)→I’MPOSSIBLE(私はできる)

 (3)多様性

3.日本はほとんど学校に障害者がいないので、障害者の要望が理解できない。

  障害者への理解を進めるための教材が全ての学校に配られているが、活用されていない。

4.日本のバリアフリーは車いすのためのバリアフリー。

  本当のバリアフリーはだれもが好きな場所に行けること。  

5.旭川市ではパラリンピックをきっかけにパラスポーツによるまちづくりを進めている。

 (1)火を使わない料理(電機や電子レンジを使う)

 (2)口で吹くピアノのペタル

   足に障害を負ってしまったピアニストが地元の会社の設計で口で吹けばペタルが踏める装置を開発し、幅の広い演奏を展開している。

 (3)車いすの人がかつぐ神輿も考案された。

  まず仲間になろう。

  仲間のために頑張ろう。

  補助金をもらうことが目的じゃない。

  誰にでも優しい街にしたいと思う。

  仲間の思いが共通している。

  

  所感

   長瀬さんは障害を持ったとわかってからの4年間はまったく喜怒哀楽がなく、ほとんど覚えていないと言っていた。

   そんな中、パラアイスホッケーと出会い、凄まじい努力と経験の中でメダルを勝ち取った。

   障害を抱えながらパラアイスホッケーで銀メダリストとなり、新聞社で働きながら地域づくりにも貢献している。

   全国のバリアフリーの足りないところがたくさん指摘されていた。

旭川市の事例を参考にして富士市の障害者福祉にも役立てたいと思う。


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# by hiroshi-iwana | 2018-08-19 07:28 | 研修報告 | Comments(0)

   富士市社会福祉協議会(社協)は富士市の高齢者、障害者、貧困など、あらゆる福祉が円滑に推進されるよう、市と市民と協働して福祉事業を展開していく民間の福祉団体です。

   たくさんの事業を行っているので全ての内容を懇談するのは無理でしたが、収入財源のこと、重点事業である結婚相談(ハッピネスFuji)、生活支援のこと、市民後見人のこと、ユニバーサル就労支援のことなどが話し合われました。

   富士市の福祉の要となる社協の活動は、やはり確かな財政がないと成り立ちません。

   写経の収入は、会費、寄付、共同募金、その他様々な市からの受託費などで賄われます。

   会員は富士市民で、毎年300円の会費を払っています。

   現在は何とか黒字を保っていますが、3億円あった基金を取り崩しながらの運営で、残りは1億円、3年ほどで底をつきそうです。

   http://fujishishakyo.com/

   このHPを見ていただくと事業の内容がわかりますが、高齢者や障害者のみらず、結婚相談なども活発に行っています。

   結婚したくても出会いの場のない昨今、大変重要な事業です。

   成年後見人の育成も、身寄りのない高齢者にとってなくてはならない事業です。

   生活困窮はほっておくと子供や孫にまで連鎖する、大変な状況です。

   これだけとっても社協に活躍してもらわなければ富士市の福祉は成り立ちません。

   これからの更なる活躍を期待します。

   委員の皆さんからも応援のエールが多く出されました。


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富士市社会福祉協議会の機関紙です。
http://fujishishakyo.com/お元気ですか/
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子ども食堂やふれあい・いきいきサロンは富士市社会福祉協議会の独自の取り組みです。

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婚活も大切な取り組みです。
結婚できるまち 富士市 になれば若い人たちが集まってくると思います。



# by hiroshi-iwana | 2018-08-16 14:59 | 議会報告 | Comments(0)

富士市議会議員 笠井浩の日記


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