R2.10.31 SDGsシンポジウム~富士市から「世界を変える、はじめかた」~に参加しました。
このシンポジウムはZOOMによって行われた。13:25に入場しようとしたところ、100人を超えたので入れませんとなってしまった。
14:30に再挑戦したら入れたが、第2部だけの参加となった。
第2部はSDGs先進都市の事例発表等だった。
横浜市
SDGsデザインセンターが中心になって小中学校とのプロジェクト等、20の事業を展開している。
人口375万人の中には色々な人や企業がいるので、SDGsの取り組みに協力してもらうよう、働きかけている。
現在、TOPPANさんが協力してくれており、なんとかTOPPANさんが儲かるような仕組みができないか頭を悩ませている。
富士市でもデザインセンターのような仕組みを作って様々な人たちとSDGsの取り組みを進めるべき。
富山市
公共交通機関の拠点ごとに人口が集まるコンパクトシティー化を進め、車がなくても歩いて暮らせるまちづくりを進めている。
自動車を通行止めにし、人とライトレールだけが通れるトランジットモールを作った。
センサーネットワークを構築し、市内の98.9%をカバーした。登下校の安全や見守りに役立たせたい。
SDGsサポーターを募集し、10/1現在、600人が参加している。
若い人達に興味を持ってもらうため、駅前にスケッチラボ(拠点)を整備した。
最近では公共交通沿線以外の人たちからも90%以上、コンパクトシティー政策に賛成をもらい、市民から様々な提案をもらえるようになった。
北九州市
世界初のSDGs未来都市
製鉄のまちとして栄え、かつては公害問題を抱え、市民のパワーで立ち直った経緯がある。公害から脱却するモデルを世界に発信してきたことが、環境モデル都市と捉えらえた。
女性の社会参加、子育て支援、高齢者福祉に力を入れている中、洋上風力都市を目指している。
洋上風力発電装置は2000以上の部品が必要なので、新産業の創出にもなり、ロボットを使った生産性の向上にも努めている。
環境改善をアジア諸国に技術指導することも一つのビジネスにしたい。
産学官のSDGsプラットフォームがあり、小中高生に教材付きで指導している。
富士市とは工場夜景でも連携しているので協力できる。
上勝町
徳島県の人口1,494人の町で、葉っぱビジネスでは高齢のおばちゃんたちが年間2億円の売り上げを上げている。
ゼロウェイト計画(ごみゼロ計画)を推進しており、2030年までに埋め立てごみをゼロにする。
そのために、45品目のごみの分別を町民にお願いし、使わなくなったものを無料でリユースするクルクルショップを立ち上げた。
クルクルショップでは物を持ち込んだ人が自分でディスプレイし、利用したい人は町民でなくても無料でもらえる。町民は「ちりつもポイント」をもらい、たまるとカタログから欲しいものを選ぶことができる。
SDGsはこうしたすでに行っている事業も対象となり、それらをさらに伸ばすことと、新たに目標に向かう事業を展開し、2030年には17の目標全てがゴールできるよう、取り組んでいくことを狙っている。
最後に小長井市長から「世界を変える、はじめ方」宣言が行われた。
トイレトレーラー事業、CNF推進事業、新環境クリーンセンター事業など、現在行われている事業を推進することと、温室効果ガスの40%削減を目指すことを例示し、下記の通り宣言した。
「だれ一人取り残さない社会」を創るために私も微力を尽くしたい。
新々富士川橋の本体工事が始まります。
冬の富士の形が出来上がっていきます。